志賀原発:2号機の水素濃度、15回基準超 北陸電力「営業運転影響なし」 /石川
北陸電力は15日、試運転中の志賀原発2号機(志賀町、120万6000キロワット)で、復水器から出る排ガス中の水素濃度が基準(2%)を超えたと発表した。放射能漏れはない。同機は先月2日、同様の異常で原子炉を停止。ガス処理触媒(白金)を交換し、今月9日に運転を再開したばかり。北陸電は「出力を上げると低濃度で安定した。安全上問題はない」と強調。今月中にフル出力で試験発電し、6月に営業運転を再開する方針に変わりはないとしている。
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080516ddlk17040360000c.html
北陸電によると、出力を50%にした12日夕から13日未明までの約11時間半、水素濃度の基準超えを示す警報が計15回鳴った。うち9回は検出限界(5%)を超えた。出力を80%に上げ、再び50%に下げると、濃度は1%以下に安定した。
先月の原子炉停止後、触媒を交換したが、北陸電は「新品で表面に酸化物が付着し、当初に性能が発揮できなかった可能性がある」と説明。国と石川県、志賀町には最初の警報直後に連絡した。【野上哲】
毎日新聞 2008年5月16日 地方版
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