イタリア:「原発建設を再開」…経済発展相、政策転換方針
【ローマ藤原章生】イタリアのスカヨーラ経済発展相は22日、長く中止してきた原子力開発について「我々の政権中(08~13年)に原子力の施設建設に着手する」と語った。イタリアでは、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故を受け、87年の国民投票で原子力エネルギーの利用と決別したが、温暖化対策の必要性などから政策転換を図る考えを示したものだ。
http://mainichi.jp/select/world/news/20080523k0000m030127000c.html
スカヨーラ氏はローマで開かれた産業団体の会合で講演し、方針を明らかにした。国民投票の決定をいかに覆すのかなど原発導入のための法的側面には触れなかった。
イタリアでは1959年に北部のミラノ近郊に最初の原子炉が建設され、66年には世界第3位の原子エネルギー生産国だった。
現在のエネルギー自給率は約15%と極めて低く、ベルルスコーニ首相は先の総選挙で原発建設再開を提唱していた。
毎日新聞 2008年5月22日 22時31分(最終更新 5月22日 23時23分)
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