松江市受け入れ 島根原発プルサーマル
中国電力島根原発2号機(島根県松江市鹿島町)のプルサーマル計画について、同市の松浦正敬市長は十九日、市議会全員協議会で「安全協定に基づき了解する」と述べ、受け入れを決定した。松浦市長から最終報告を受けた島根県の溝口善兵衛知事も同意し、地元の受け入れ態勢は整った。両者は来週、中電に回答する方針。
http://www.nnn.co.jp/news/090320/20090320030.html
この日の市議会本会議では、同計画に反対する請願、陳情計三件が不採択となった。これを受け、松浦市長は全員協議会で計画の受け入れを表明。中電に対し、燃料の品質管理に万全を期す▽ヒューマンエラーの防止▽耐震安全性の確保▽市民への情報公開-など四項目を要望するとした。
島根原発に関する中電、県、市の協定では、中電側が原子炉施設の計画を変更する場合は県と市の事前了解が必要と定めている。県も既に受け入れの方針を示していたことから、松浦市長は早速、溝口知事と面談。最終判断を聞いた溝口知事は「三者の足並みがそろった」と了承した。
島根県と松江市は、中電や国が示した計画の安全審査や原発施設の耐震安全性に関する見解を「妥当」と判断した。しかし最近の調査で同原発近くの活断層の長さが二十二キロに延伸したことや、核燃料サイクル計画の見通しが不透明なことなどから、市民団体は反対している。
プルサーマル計画 原子力発電所の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを、ウランとの混合酸化物(MOX)燃料に加工して軽水炉(サーマルリアクター)で再利用する。国の核燃料サイクル政策の一環。中電は二〇一〇年度の導入を目指している。
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