<柏崎原発>GW明け運転再開へ 新潟知事、容認の見通し
07年7月の新潟県中越沖地震で被災し、緊急停止している東京電力柏崎刈羽原発7号機(改良型沸騰水型炉、出力135.6万キロワット)が、5月の大型連休(GW)明けにも起動試験に入り、運転を再開する見通しとなったことが23日分かった。泉田裕彦知事が県議会に運転再開を諮る意向を示した。【岡田英】
http://www.excite.co.jp/News/society/20090424/20090424M40.160.html
起動試験は50日程度かかる見込みで、順調に進めば7月にも営業運転に移行する。夏の電力需要増への対応に間に合うことになる。
泉田知事は、GW明けにも開かれる県議会全員協議会で経緯を報告したうえで、正式に7号機の運転再開容認を表明するとみられる。地元の柏崎市と刈羽村は容認を明言しており、県議会も同調する方向にある。東電は既に起動試験の準備を整えており、県の容認が得られ次第、運転を再開する。
同原発の全7基の中で最も復旧作業が進む7号機について、経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会は2月、起動試験を了承する判断を示した。県の技術委員会(座長、代谷誠治・京都大教授)も今月7日、「安全性は確保されている」とした国の結論を追認する見解を県に報告。これを受け、21日の全員協議会に運転再開が諮られる予定だったが、11日に原発内の倉庫で地震後9件目となる火災が発生し、県は東電に再発防止策の提出を求めていた。
◇東京電力柏崎刈羽原子力発電所
新潟県柏崎市と刈羽村にまたがる。7基の原子炉があり、1号機は1985年に運転を開始した。総出力は821.2万キロワット。1カ所の発電所としては世界最大の発電出力があり、東電の発電電力量の約2割を占めていた。07年7月16日に起きた新潟県中越沖地震で、3号機の変圧器で火災が発生するなどし、運転・起動中の4基が緊急停止した。
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