MOX燃料、愛媛・伊方原発に到着 来年2月に発電開始
原子力発電所のプルサーマル発電に使うため、フランスで製造されたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船が27日、愛媛県伊方町の四国電力伊方原発に到着した。燃料は18日に中部電力の浜岡原発(静岡県)、23日に九州電力の玄海原発(佐賀県)に運ばれ、最後に伊方原発に到着した。3電力は今回の燃料を使い、今年11月にも予定している国内初の玄海原発を皮切りに、プルサーマルによる営業運転を順次始める。
http://www.asahi.com/national/update/0527/OSK200905270076.html
午前10時すぎ、プルサーマルに反対する市民団体のメンバーや多数の報道陣が遠巻きに見守る中、MOX燃料を積んだ輸送船が伊方原発西側の専用岸壁に接岸。三つの円筒形容器(全長6.2メートル、直径2.5メートル)に入れられたMOX燃料(計21体)が陸揚げされた。
四電によると、伊方原発3号機(加圧水型軽水炉、89万キロワット)は、来年1月上旬に始まる定期検査の燃料交換作業の際、通常のウラン燃料の一部をMOX燃料に置き換える。2月の試運転でプルサーマル発電を始める予定だ。
プルサーマル発電はこのほか、中国電力が島根原発2号機(島根県)で、関西電力が高浜原発3、4号機(福井県)で、それぞれ10年度中の開始を目標にしている。
スポンサードリンク