オバマ政権、原発建設支援を拡充へ
オバマ政権は原子力発電所建設を支援する融資保証を現在の約3倍の540億ドル(約4兆8600億円)に増やす計画を発表するもようだ。政府当局者が先月29日明らかにした。この法案でオバマ政権は、エネルギー政策をめぐる共和党との対立打開を図る。
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_28165
AP
スリーマイル島原子力発電所
詳細は1日(日本時間2日午前零時すぎ)発表する2011年度の予算教書で明らかになる見通し。
米エネルギー省は先月29日、使用済み核燃料と核廃棄物の処理についての長期的な対策を講じる委員会のまとめ役として、リー・ハミルトン元民主党下院議員とブレント・スコウクロフト前国家安全保障担当大統領補佐官に打診したと発表した。
オバマ政権は地元選出議員などの反対にもあっていた米ネバダ州ユッカ山地の核処分場計画を打ち切ってから一年近く、こうした委員会の結成を約束してきた。
共和党はオバマ政権が原子力発電を支持しながら実行を伴わないとして批判してきたが、政府は今後、融資保証の実施と拡大で批判をかわせる可能性もある。現行制度では1220億ドルの融資保証を求めて17社が応募しており、これは実際に提供される金額の約6倍となっている。
だがこの動きに環境保護団体などが反発する恐れもある。オバマ大統領が一般教書演説で原子力発電などの拡充方針を表明すると、リベラル派団体MoveOnでは会員のオバマ大統領支持が急落したという。オバマ政権は原子力発電は他の発電手段より二酸化炭素の排出量が少なく、温室効果ガスの削減に役立つと反論している。
原文: Obama to Propose Tripling of Nuclear Loan Guarantees
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